世界征服をするために!バイデン、プーチンを裏から操る方法【世界征服ラジオ#1】中田考×えらいてんちょう
ハサン中田考×えらいてんちょうの【世界征服ラジオ】#1
■「世界」って、そもそも何か?
H:「世界」って、そもそも何か?っていうことです。たとえばアメリカが世界全体を支配しているとか、ディープステートが裏から世界の政治を支配している、とかそういうのって、ただそういうことを考えるのが趣味の人の頭の中の思い込みでしかないんですよね。「世界」って、まぁ、私も客観的な宇宙、リアルな世界、というものが自分の心の外に存在している、と信じてはいます。でも、確実に存在している、と言えるのは、とりあえず今目に見えているものだけなんですよ。
E:なるほど、その時に自分の目に入っているものだけが「世界」なんだ。それが「世界」だと思えば、それが「世界」になる。そこでうまくいけば、世界を征服したことになるわけだ。
H:自分が興味がある分野で自分が一番偉いって思えれば、それが世界征服なわけです。例えばゲーマーとか、私はよく知りませんが、実際にオンラインでバーチャルに世界と繋がっている人もいるんですよね。
E:ある意味、本当に世界征服できるわけです。
H:例えば私も好きな将棋だと、基本的には日本人だけの世界なので、そこでトップに立てば、世界一、世界征服といってもいいし、太陽系征服と言っても、銀河系征服と言ってもいいし…
H:宇宙征服と言ってもいいわけですね。
E:そうそう、そういうことです。
H:だから、狭そうに見える世界でもその世界でトップになれば、それで、ほんとうに世界征服になるんです。
E:なるほど…
H:逆に言うとそれ以上の人間なんていないんですよ。アメリカの大統領だって実際にできることなんてたいしてありません。自分の家族だって思い通りになりません。お金をたくさん持っている、といっても、銀行のコンピューターの電子の点滅でしかない。そんなものです。世界征服はあくまでも自分の心の中にある、という…
E:世界征服は心の中にある、いい話ですねぇ。でもなんだか最終回みたいな。
H:いや、今日も世界征服のためにここに来てるんで、これからこのラジオで世界征服していくんです。
E:世界征服っていうと、アメリカのバイデン大統領みたいになることだと思ってましたけど…
H:バイデンとか、岸田総理とか。なりたいですか?
E:いや、ぜんぜん。ツイッターでみんなにボロクソに叩かれて。災害とかあると、早起きしてでかけないといけないし。いったい、あの人たち、いつ寝てるんですかね。
H:起床なう、とかツイートしてくれないのでよくわからないよね。でもツイッター見ていると、朝の3時とか4時とかに書き込みしてて、この人、いつ寝てるんだろう、って思う人いるよね。
E:それって、私のことじゃないですか。
H:なんとなくイメージする世界征服なんて、忙しいだけで、ちっとも楽しくない。1日に4時間しか眠らなかったナポレオンみたいに、仕事に追われて過労死するのがオチです。
E:今の若者には、世界征服しようにも、自分の世界がないみたいな人が多いと思うんですよ。自分が興味を持つ世界、自分が好きでトップに立ちたい、みたいなものがない。
H:さっきも言いましたけど、あの時代ってみんな世界征服を考えていた。それが今はなぜこうなってしまったのか。それを考えていきましょう。えらてんさんだと、そもそも子供の頃に見たアニメとかゲームとかで世界征服しなかったんですか?
E:私の世代だと、遊戯王とかポケモンとかかな。
H:どちらも知らないなぁ。ポケモンは名前ぐらいは知っているけれど。
E:ポケモンは世界征服系とも言えるか。ポケモンを育てて、ポケモンをマスターにするんです。「マスター」って言っても「修士」じゃないですよ。
H:ポケモン・ドクターはいないんだ。
E:ポケモンは、モンスターを闘わせてリーグを制覇するんですけど、それにはトレーナーになって、モンスターを育てるんです。その点では、自分で修行して戦って強くなっていくドラゴンボールとかとは違いますね。私たちの世代、今の私は31歳ですけど、特徴としては人に戦わせよう、っていうのはあるかもしれない。
H:でもそれは世界征服の王道といえば王道を行っている、っていうかねぇ、いや自分で戦うって結構大変です。でも誰かを自分の代わりに戦わせて、そいつが勝てば自分が勝ったと思うのは楽なんですよね。